有馬 若手旦那衆の挑戦

May, 2015 from From Kobe

ARIMA ONSEN | Cultural retreat & spa

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「日本 味の宿」プロジェクトの成功を認めていただき、御所坊の十五代目主人 金井氏からの依頼でスタートした「有馬温泉のグローバル・ブランディング」。有馬温泉の次代を担う若手旦那衆とチームを組み、世界から見た有馬温泉の独自価値を届けるブランド開発及びグローバルサイト開発を担当しました。

有馬温泉は、次代の変遷でその姿を刻々と変化させています。近年では金井氏が中心となり、有馬温泉の街づくりを進めたことで、国内の若い世代から海外のお客様まで幅広い来街者を迎える人気の温泉地と成長しています。一方で、世界のリゾート市場から有馬温泉を捉えた際、その認知やイメージの構築はまだまだ手付かずの状態でした。世界のリゾート地や国内の温泉地と比べても、遜色のない有馬の「本質的価値」をグローバルな観点でエモーショナルに語り、届ける。それがこのプロジェクトの目的となりました。

有馬温泉の文化や歴史を紐解き、より文化的な観点による体験価値を整理。そこで見えてきた有馬温泉を特徴づける2つの物語が、「仏教との強い繋がりのある日本独自の湯治文化」と「明治開港以来、異国の文化が融合した神戸文化」。ブランディングのコンセプトを「仏洋折衷」として、ビジュアルやストーリーの編集の軸としました。

有馬温泉を訪れると、小さな街にも関わらず、お寺や神社の数の多さに驚かされます。歴史を紐解くと、有馬は薬師如来が祀られた「温泉寺」を中心に発展したことが分かります。歴史の至る所に仏教との繋がりがあり、江戸時代には入浴前には「南無阿弥陀仏」を唱えるルールがありました。それは、欧米のエンターテイメント性の高い「スパ文化」とは違う、日本独特の「湯治文化」の思想が反映されています。湯治は身体の怪我を治療し、体力を回復させる機能的な面だけでなく、自然が取り巻く山深い辺境の街で、仏教を通じて精神的な平穏も享受できる。心身のバランスを重視した、日本独自の体験価値がそこにあります。

これからも若手旦那衆と共に、有馬温泉を世界に向けて進化し続けるそんなプロジェクトが続いていきます。

http://visit.arima-onsen.com

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